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助川浩士先生が医学教育研究開発センター 臨床解剖教育研究部門准教授に就任されました


手外科班の助川浩士です。2021年10月1日付けで医学教育研究開発センター 臨床解剖教育研究部門 准教授の職を拝命いたしました。この場をお借りしまして、ご指導賜りました髙相晶士教授、小川元之教授、井上玄診療教授、手外科班の小沼賢治講師、大竹悠哉助教を始め多くの方に御礼を申し上げます。臨床解剖教育研究部門とはClinical Anatomy Lab(CAL)を有する部門で、ご遺体(質感が柔軟な新鮮凍結屍体)を解剖させて頂いて、surgical trainingや臨床解剖の研究を行う部門です。特に大学病院では、高度な治療が増え、若手外科医のon the job trainingの機会が減少し、すべての外科医が均等に手術経験を行えていないこと、「最小侵襲手術」は小さな傷であるが故に、術者以外に術野が見えにくく手術助手が手技を学べないこと、変遷する手術手技、インプラントの進化、ロボットサージャリーの導入などの進歩に柔軟に対応しなければならないことなど手術手技の教育を取り巻く問題は山積されています。これらの問題を解消するために医師の皆様もCALでsurgical trainingや臨床解剖の研究を行って頂き、明日からの臨床への応用、患者様の安全の担保、研究結果の発信へつなげて頂きたいと思っています。
尚、私は引き続き整形外科医、手外科専門医として臨床も行って参りますので、これまで通りのご指導・ご鞭撻を宜しくお願い申し上げます。