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院生プロジェクト研究とは、北里大学大学院医療系研究科の「研究チームのリーダーとして医学研究を立案遂行すること」を目的とした研究であり、2018年度は当科から4名の大学院生が採択いただいておりました。2019年3月7日に採択者9名による2018年度院生プロジェクト研究報告会が行われ、田澤先生が博士課程優秀賞を受賞しました。
研究課題は「新規マウス骨移動術モデルと成長因子徐放法を駆使した巨大骨欠損修復シーズの探索」です。重度の外傷で生じる巨大骨欠損は極めて難治性で治療期間が長期にわたるため、患者様の負担が大きい現状があります。治療期間の短縮に向けた研究を行っており、将来的に実用化することができれば患者様の早期社会復帰に貢献できると考えています。
現在、北里大学大学院整形外科教室には髙相教授の下、11名の大学院生が研究に励んでおります。clinical questionを挙げ、的確に研究計画を立案・遂行することの難しさを学びつつ、指導教員の先生方の熱い御指導の下、少しずつではありますが成長を実感できる日々を過ごしております。